ロッテのコンプライアンス委員会

相変わらず毎日の娯楽は芸能ニュースをチェックすることである僕ですがもちろん芸能ニュースだけではなく一般的なニュースもチェックしています。最新のニュースだけでなく過去のニュースを振り返ってみたりもしています。

最近振り返ってみたのは韓国ロッテの騒動です。この問題は年単位での長い間ニュースになったりならなかったりをしているので個人的にも注目している問題の一つです。個人的にも色々調べていたところ、過去の日経新聞にロッテがコンプライアンス委員会を立ち上げたという話が。

ここ数年、ロッテの経営陣、特にロッテ創業者の次男、辛東彬こと重光昭夫氏の韓国で背任・横領の罪で在宅起訴されたということもあり、消費者からの目が厳しくなっているということが原因の一つでしょう。韓国ロッテもコンプライアンス委員会はすでに設置済みのようです。

重光昭夫氏は自身が背任・横領の罪で在宅起訴されたことについて謝罪する会見も開いき「道徳性を優先的に考える企業に生まれ変わる」というコメントを残していましたが、そんなことを言いつつ、重光昭夫氏は未だ韓国ロッテのトップに君臨しています。

仮に重光昭夫氏が日本で起訴されていたとしたら、今のようにトップに君臨し続けていたでしょうか?僕はこうはならなかったと思います。日本では起訴など裁判や警察沙汰になった場合はほとんど辞任や退任に追い込まれるのが普通です。「道徳性を優先に考える企業に生まれ変わる」ならまずはトップの交代やら経営陣の刷新が合ってもよいのではないかなと思います。

仮に今後、実刑が下されたとしても重光昭夫氏は獄中での経営を続けるつもりなのでは…という声も聞こえてきます。日本人的感覚では全く理解しがたい状況です。(ちなみに韓国では普通にあることなのだとか)法的には問題はないものの、「道徳的に」考えると疑問符が浮かんでくるような気がします。

良くない意味でのネタがこんなにも途切れない企業もあまりないような気がしつつ、今後も注目し続けていこうと思います。