幅をもたせるニュースのあり方
最近ではインターネットやスマートフォンの普及に伴い、芸能ニュースや政治、経済のスキャンダルの情報が簡単に入手できるようになりました。
そのため週刊誌やワイドショーを筆頭にメディアでは次々とスキャンダルを暴き、より新しい話題、より新しい刺激を世間に提供していきます。
そして、以前では遠い世界、知り得なかった世界のスキャンダルが注目を浴びます。
例えば芸能人の不倫スキャンダル、権力者のセクハラ、スポーツ界の不祥事、政治と経済の癒着。
そんな中で、韓国のナッツリターン事件及びその一族のスキャンダルなんかも、今までは知り得なかったニュースの代表ではないでしょうか。
韓国経済界の根強く残る財閥体質には驚いた方も多いと思われます。
しかし、メディアでスポットを当てられるニュースもあれば、なぜかほとんど報道されることなく多くの人々が知らないニュースも存在します。
誰もが一度は口にしたことのある有名お菓子メーカー、ロッテのお家騒動であります。簡単な経緯を記しますと。
【創業者・重光武雄氏と長男・重光宏之氏が次男・重光昭夫氏と対立するお家騒動。そのお家騒動も次男が韓国ロッテの経営権を握り、日本のロッテも昭夫氏の息がかかっているとか…
その後、お家騒動だけではなく、ロッテ会長・重光昭夫氏の黒い疑惑があり、週刊誌などでも一部では取り上げられておしました。
その後はなんと昭夫氏が在宅起訴されました。
今ではなんと昭夫氏は有罪判決を受けているという驚きのその後を迎えています。】
日本でも誰もが親しんだロッテのお菓子の影にこんなスキャンダルがあったとは実に驚きです。
簡単に情報が入手出来る昨今、メディアで注目を浴びる分かりやすく派手なニュース以外にも私達の身近に思える企業にまつわるスキャンダルはあるのです。
注目されやすいニュースの深掘りもいいでしょうが、より広くニュースを伝えて頂ける事を希望します。