芸能のニュースを見て感心したこと

芸能のニュースというと最近では妊娠・出産のニュースが話題にあがっていて、読み手としてもうれしいなと顔をほころばせることが多かったのですが、同じ芸能のニュースでも普段は裏方にまわって縁の下の力持ち的な存在であるとあるニュース番組のADさんが潮干狩りの人気スポットで溺れていた70代の女性を助けて保護したというものを読んで、感心してしまいました。そのADさんは26歳の方らしいのですが、水泳が得意だったそうで間一髪でその女性を助けることができたそうです。

潮干狩りスポットでは危険な場所もあり、立入り禁止区域になっていることもあります。その女性もそんな危険区域で溺れてしまっていたそうですが、最初は意識を失いかけていたけれどなんとか呼吸が回復したので安心したということでした。この時期はちょうど潮干狩りを楽しむ方も多く、海もにぎわう時期ですが、同時に溺れてしまうことによる死亡事故・怪我をする事故なども非常に増える時期でもあるので、危険区域での潮干狩りをするのは絶対にやめてほしいということを強く訴えていました。

確かに今回はたまたま取材をしたことで発見することができ、その女性も命拾いしましたが、もし誰もいない状況で溺れていたらどうなっていたかわかりません。まさかそのADさんもそんな場面に出くわすとは思ってもいなかったでしょうが、とっさに溺れている人を助けるという勇気には感心しました。そして、とっさに海にもぐって助けたということなのでADさん自身も危険な状況になりかねなかったと思いますが、幸い何も起こることもなく、2人とも無事だったというのが不幸中の幸いでした。

番組のブログではその一部始終を写真と共に紹介しているのですが、今はなんとか助かったから良かったものの、現場ではきっと心臓がドキドキと苦しくなるほどの緊張感があったのではないかと想像できます。もし自分が溺れている人を見かけてすぐに飛び込んで助けることができるかと想像してみたのですが、きっと電話をかけてレスキューを呼ぶのが精一杯だったのではないかと思いました。もしくは勢いで飛びこんでしまっていたかもしれませんが、それほど泳ぎが得意ではない自分では助けるどころか共に溺れてしまうのではないかとも思います。いざという時のためにいろんな訓練をしておくべきだなと今回のニュースを読んで感じました。特にこれからの時期はどこで何があるかわからないので、備えをしておくことは大事だなと強く感じました。